2007年07月05日

事故報告書

事故報告書に求められることのひとつに、今後同じ事故が繰り返し発生しないような、有効な対処法が記されていること、があります。事故の原因を十分に考察し、どうすれば同様の事故が起こらないですむのかを明記しましょう。後々、その事故のことを知らない社員が報告書を読んだ場合でもはっきりと理解できるように気をつけます。

また、事故報告書には、社内規約に従い、事故やトラブル処理が終了して全容が明らかになった時点で作成するものもあります。このような事故報告書には、発生状況と原因の究明、処理方法、今後の対策を明記します。


事故報告書の例文



平成19年4月6日
製造部部長 藤川彰宏殿
製造部 岡本裕之 印

標記の件について、調査いたしました。以下の通り、不良の原因が判明いたしましたので、報告いたします。

1. 事故発生状況 GR-903の塗装ムラ
2. 発生日時 平成19年3月29日
3. 原因 ペイント溶解の温度が通常の0.5度低い値で設定されていた。
4. 対策
・ 同ロットで製造のGR-903は、すべて再度検品を行うように指示。
・ 既に梱包済みの品についても、同様の処置をとるように依頼。
・ 塗装の工程、及び品質チェック一覧の見直しを要請。
以上



このように、事故後、少し時間を置いて事故の原因の調査が修了してから作成する事故報告書は、原因究明や対策を中心にした報告書になります。特に、対策については箇条書きを使い、分かりやすく書きましょう。再発防止のための提言を忘れないようにします。

事故原因の調査に時間がかかりそうな場合には、中間報告という形の報告書を提出するのも効果的です。

当然のことですが、事故報告書では、書式やスタイルよりも正確性に重きを置きます。自分に都合の悪い事実を隠し立てして正確な事故報告がなされず、かえって事を大きくしてしまうことのないように気を付けたいものです。

posted by hookokusho at 11:31 | TrackBack(0) | 報告書の例文 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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